当社は、遠隔カメラシステムを活用した遠隔作業支援による働き方改革、
および視覚障がい者への遠隔援護サービスによるQOL向上の
お役に立てることを目指しています。
藤井 慎一
遠く離れた者同士が物理的な「距離」という壁を超えて、まるで傍らにいるように簡単にコミュニケーションをとることができれば、もっと優しい社会が実現するはず。そのような考えから5年前に株式会社リモートアシストを立ち上げ、視覚障害者の遠隔援護サービスの事業からスタートをしました。
その後世界は新型コロナウイルス感染症の拡大による多大な影響を受け、以前のように出張することもできず、職場はすぐ側での会話や指示、指導すら憚れるようになっています。
このような環境下において、現在当社の遠隔支援カメラシステムは4G/Wi−Fiの通信インフラを活用することにより、ビジネス現場での活用場面が大いに広がっています。ニューノーマルな働き方を考えるとき、まもなくやってくる5Gは一筋の希望の光に見えますが、そのメリットを享受するにはまだまだ時間が必要です。
もちろん5Gの特長を活かしたシステムの開発には着手していますが、時間とコスト、難易度を考え、現時点ではシンプルで使いやすい現行のカメラシステムを採用しております。
例えば、現場作業者と遠隔にいる指示者を結ぶことで業務の効率化や作業の正確さにつながります。また、お互い離れた場所で作業、指示することで感染リスクの低減やリモートワークにも活用でき労働時間の短縮、ひいては働く人の労働環境の改善になります。
企業側にとっても業務の効率化はコストダウンにもつながります。また、人材育成や品質管理にも活用することで経営品質の向上に寄与します。さらにインターネットを介して海外の自社工場や取引先とのコミュニケーションツールとしても利用でき、これからのグローバルな社会の実現にも貢献します。
あらゆる現場の多種多様なニーズに当社の遠隔支援カメラシステム「リモートアシスト」は活用の可能性があり、まさに映像コミュニケーションプラットフォームとして『未来』を変える力があると信じています。「リモートアシスト」が企業とそこで働く人々の幸せにつながるよう日々努めて参ります。